相続の事件で弁護士を選ぶ際の注意点
1 相続を中心に扱っているかどうか
弁護士でも,相続を多く扱っている先生もいれば,年に数件しか取り扱っていない先生もいます。
相続は,長年の親族間の感情的な対立なども影響してくるため,事件が複雑になりがちです。
そのため,事件の見通しやその後の対応を間違えてしまうと,取れるはずの財産が取れなかったり,解決までに5年以上かかってしまう場合もあります。
したがって,相続について弁護士に依頼する際には,そこの弁護士事務所が相続を中心に扱っているのかが非常に重要になります。
弁護士に事件を依頼したことを後悔しないためにも,ホームページ等を確認して,そこの事務所が相続を中心に扱っているのか確認することをおすすめします。
2 報酬体系はどのようになっているか
報酬体系が不明確な弁護士事務所には注意が必要です。
基本的に弁護士の報酬は,着手金と成功報酬とに分けられます。
着手金とは,事件に着手するために必要になる初期費用のようなもので,成功報酬とは,事件が解決したことによる報酬のことをいいます。
そのため,弁護士に依頼する際は,着手金等の報酬額がいくらなのか,報酬体系がどのようになっているのか等について,ホームページなどで事前に確認し,分からないところは,弁護士に質問することなどが重要です。
3 税金関係も含めて相談できるか
相続では,相続税や譲渡所得税などの税金関係が関わってくることが多々あります。
特に相続税については,10か月の期限があり,この期限を過ぎてしまうと,延滞税などのペナルティーが科せられることがあります。
そのため,相続のご相談をする際は,税金関係にも強い弁護士にご相談することをおすすめします。
4 相続に強い弁護士にご相談を!
このように,相続については,①多くの案件を取り扱っており,②報酬体系も明確であり,③税金関係についても強い弁護士事務所にご相談されることをおすすめします。
当法人は,税理士との連携をスムーズに行える体制を整えつつ,相続を得意としている弁護士が中心となって多くの相続案件を取り扱っております。
相続については,相談料が原則無料ですので,相続に関する簡単な質問でも大丈夫ですので,一度,お電話ください。